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2016年2月

2016年2月20日 (土)

私のバロックの旅

私はバロックからの印象をキャンバスにしたためた。音楽史におけるバロックを考える時、同じく美術史におけるバロックを思い起こす。音楽史におけるバロックからの絵画が、美術史におけるバロックの絵画にならないのかは、私が絵の仕事と向き合う中でも興味深い点である。インヴェンションからのインスピレーションが、例えば、展示会場の対岸にあり丁度想像しやすく、ルネサンスからバロックへの始原にあるボッティチェリの絵画やその画風に辿り着かないのは明らかだ。それは私が現代という時代に生き、後期印象派や象徴主義、19世紀末美術を知り、モダンアートを経験していることが大きく影響している。バッハの音楽がボッティチェリなどに至らしめるのではなく、カンディンスキーのコンポジションなどに至らしめるのだ。私は今回の絵を描き、対話を繰り返す中で、そう考えるに及んだ。私の旅はこれからも続く。


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インヴェンション第3番・第4番

東京都美術館にてインヴェンション第3番と第4番を響かせる。進歩か逆行か。ポスト・パルティータ第2番ニ短調の世界に向けて叫ぶ。

 

一期会春季展(東京都美術館)

 

山下祐樹
《インヴェンション第3番ニ長調》
《インヴェンション第4番ニ短調》

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《インヴェンション第3番ニ長調》

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《インヴェンション第4番ニ短調》


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クラシカルなる思索

旧香港上海銀行長崎支店。
エレガントなる意匠、創造性、クラシカルなる思索の時。

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亀山社中

亀山社中跡にて。
「少年よ。世界を小とせよ。」という郷土の偉人の言葉を思い出した。

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エスプレッソからフィレンツェ。


相変わらずの短い睡眠からの朝一の上野公園。スターバックスのエスプレッソで目覚める。東京都美術館、ボッティチェリ展の相向かいという絶好の会場で展開。ボッティチェリ展へは、入口を前にルビコン川を渡れず、鑑賞できずだったが、高階秀爾『フィレンツェ』が読みたくなった。

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聖フィリポ教会

日本二十六聖人記念聖堂と隣接する聖フィリポ教会は、1962年、アントニ・ガウディ研究の第一人者であった建築家の今井兼次によって設計された。教会の塔はサグラダ・ファミリアを連想させ、記念聖堂の壁面はスペインやメキシコのデザインを思い起こさせる。


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栄光への祈り


1597年2月5日、聖パウロ三木をはじめとする20人の日本人と6人の外国人宣教師が殉教した地に、彫刻家・舟越保武による《長崎26殉教者記念像》が建立されている。受難の厳かさを放ちながらも、天に召された栄光の地としての祈りも込められている。

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ランタンの灯


長崎ランタンフェスティバル。 春に向けて光り輝く色彩。



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クーポラ


また朝が始まる。とても寒いが、冷静と情熱のあいだで生きていく。



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青と赤の物語

埼玉新聞の熊谷ルネッサンス。愛染明王と『冷静と情熱のあいだ』。青と赤の物語。「過去を蘇らせるのではなく、未来に期待するだけではなく、現在を響かせなければならない。」愛染明王らしく、今までのルネッサンスから一歩踏み出したロマンティックな内容になっているのかなあと思います。

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