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2015年9月

2015年9月23日 (水)

長崎という「2つのアラベスク」の旅路

ドビュッシー「2つのアラベスク」(Deux Arabesques)のような長崎の港から、陶磁器の町、波佐見へ。多くの窯が営まれている中尾山にて波佐見焼の絵付けを体験した。西の原工房では、旧工場や古民家も活用され、優しい時と空間が佇んでいる。そして、佐世保の展望台から九十九島を望む。ラフマニノフ「ヴォカリーズ」の如く。

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2015年9月12日 (土)

光のソナタ、黒のドレス。


光のソナタ響く建物。ハンマースホイの記憶と、坂田医院旧診療所の風景から。長らく書きたかった内容が結実。今回もフォトグラファーは私で、光のソナタの雰囲気も撮影できました。背中を貸してくれたバイオリニストの後藤典子さんに感謝。姿勢が美しく、演奏家としての黒ドレスも相俟って、ハンマースホイの世界の中に入り込んだような感覚でした。私も相変わらず自分の色で建物の解説をしました。実は何度も練り直した文章です。文化財と美術史をクロスオーバーさせる醍醐味をご堪能して頂けたら幸いです。

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2015年9月 5日 (土)

音楽と絵画そして私と小説


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 クラシック音楽家は音楽を楽しみながら聴くことは二の次となるという話はよくある。ピアニストの母親も普段から五線譜に触れていることで、同じピアノ曲を娯楽として耳にするのはあまり心地好いものではないと話をしていた記憶がある。他の楽器でも同様のようで、ヴァイオリンにしても、或る作品を耳にすると、この音楽を弾いたことがあるのか、弾けるのかという意識が先んじることから、自ら率先して聴くことは少ないと言う。

 他の芸術ではどうなのか。絵画の場合、私としても、日々広く開催されている展覧会を観ることは好きであり、インスピレーションの源泉であるとも考えられる。図録鑑賞も自らの絵画修練のためには必要な行為で、気が滅入ることは少ない。

 では、他にクラシック音楽家の傾向と類似体験は無いものか考えたところ、一つの答えに至った。すなわち、小説だ。自称、小説の書き手として、書くという行為に意志が生じている時、それは今のように再び書きたいという考えが前提にある時、小説を読むことは苦痛にあらずも戸惑いに近い。これは書き物を始めてから以降、他者の小説を読むことに対して意欲が減退しているような気がしている。いわば、読むより書くことが好きになる。ここ10年、小説への娯楽意識はほとんど無く、或る意味、資料集に近い感覚で読んでいる。それが幸か不幸か。私の小説の最後の部分を読み返しながら、いまだに、私はもがいていることに気付く。









青の「Arpeggione Sonata」


Schubert-Arpeggione Sonata in A minor, D.821からの青の「Arpeggione Sonata」

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