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2015年7月

2015年7月25日 (土)

祭の光の中にありて

熊谷うちわ祭。2時間生中継での解説。どうにか走り抜けました。貴重な経験となりました。生中継の舞台裏。浴衣の着こなしの甘さや、解説の部分的しどろもどろ感も否めずですが、2時間の試合を乗り切った時は心地良くもありました。学芸員の仕事としては一歩踏み込んだ内容の挑戦でした。過去から今に続くレガシーと、未来へ継承するヘリテージ。今年の熊谷うちわ祭の記憶は掛け替えのないものとなりました。


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立ち向かう祭

一堂に会して、敵陣に立ち向かうかのごとき迫力。

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祭とマンデリン

熊谷うちわ祭初日の初叩き合いを前に、最終日の引き合わせ叩き合いの流れを思い起こし、自分が書いたガイドブックや解説本を紐解いた。そして、暑さの中でも熱いマンデリンを飲んだ。


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踊る埴輪から考える

職場にある「踊る埴輪」。これは複製品で、本物は上野の東京国立博物館にあります。この世界的に有名な埴輪は、実は熊谷の江南地域にある野原古墳群から出土したものです。熊谷でこの話をするとびっくりする方が結構いらっしゃいます。そして、「知らなかった。PRが足りないのでは」と言われたりします。文化財の領域では知る人ぞ知るジャンルや、マニアックな物や場所も確かにあり、積極的な情報発信に努めているつもりですが、そんな純粋な問い掛けや意見にはっとさせられることがあります。国宝になり知名度を上げている「歓喜院聖天堂」も埼玉県内からその名称の読み方について問い合わせがあります。星溪園や愛染堂も市内認知度が想像より低いです。他の文化財や歴史的な事柄も同様です。さすがに熊谷うちわ祭となると、知る人の割合も増えますが、更に知名度を上げる余地はまだまだ残されていると思います。PRが下手だ。情報発信が足りない。そのような意見から、具体的に何をするべきか。答えは多様ですが、継続的に幅広く発信していくことしかないのでしょう。10人のうち10人全てが知るということは難しいでしょうが、10人のうち1人だけしか知らないのは勿体無い。それが文化財の分野の特質でもあり、ポテンシャルでもあります。1人から、1人ずつ増やして、10人の文化財へ。そして、地域共有の文化資源や歴史遺産へ。そんな終わりなき旅です。

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悲愴なる青

新潮新人賞落選者の私が言うのも恥ずかしい限りの背伸びですが、芥川賞、勿論、羨ましく、すごいなあ。芥川賞受賞作、平野啓一郎『日蝕』を読んだ時から始まった私の小説よ。どんな方向性や性質を持とうとも、これは正攻法しかあるまいな。ともあれ、続けることはできる。

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里見明正《白浜ノ朝》

後の朱麦会を牽引した画家、里見明正《白浜ノ朝》(4号、油彩、1961年)を浴衣より安い破格の値段で購入。私にとっての価値は計り知れない。

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SANAAへ

日本で開催するオリンピック。だとしたら、日本発のSANAA(Sejima and Nishizawa and Associates)が設計を担当すべきだった。新国立競技場基本構想国際デザイン競技審査委員会の審査講評を読むと、現実に直面している費用を含めた諸課題を当初から想定していないことが分かる。それは想定外ではなく、想定していなかったということ自体が大きな誤りだったということである。 審査委員長を務めた建築家の責任は少なからずあるはずだ。開催地の東京とそこに住む、行き交う人々が輝くオリンピックのためにはメーン会場が主役である必要はない。都市と人間を引き立てるための建築設計の思想がSANAAにはあるように思える。余談ながら、SANAAが中心市街地のリノベーションや新たな建造物設計を担当するとすれば、世界中からその地に多くの人々が訪れることだろう。建築は高揚させる美学と同じで、そこにあるコンテンツを高め、多くの人々を惹きつける大きな力がある。

https://www.jpnsport.go.jp/newstadium/Portals/0/…/third.html

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2015年7月16日 (木)

70年前の歴史

戦後70年個人的企画。 熊谷の江南地域には、かつて小原飛行場と呼ばれる熊谷陸軍飛行学校の補助施設があった。この滑走路は昭和19年に地元住民や熊中・熊農をはじめとした学徒によって森林伐採と整地作業が行われた。通称アカトンボという95式1型練習機の離着陸が主な役割だったが、戦争終盤になると、九州の特攻基地に向かうゼロ戦も配備されていたことが確認されている。熊谷空襲の前日の8月13日、この飛行場は米軍機による機銃掃射を受け、飛行機や関連施設も焼失した。戦後、この地は元来の森林地に戻った場所もあれば、住宅地になるなど、現在その様子を見ることはできないが、土地の区画整理が滑走路の直線に平行して開拓されたことが分かる。また、飛行場を格納した掩体壕(えんたいごう)の形跡が些少ながら残されている。

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(『江南町史』 通史編下巻)













祭への準備

うちわ祭ガイドブック。非公式と称されるも、実はそれぞれの祭り人にとっての「私公式」だったりする。今回、関わったのが、市指定有形民俗文化財の「神酒枠」のページと、文化財的な硬さもありつつ、ある意味、シックな内容となった文化遺産・歴史遺産デートコース。200円にて販売中。

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2015年7月11日 (土)

パルティータの響きに舞う。

自ら描いた絵の前で舞うエキセントリックな空間。

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2015年7月 5日 (日)

パルティータ第2番ニ短調

山下祐樹《パルティータ第2番ニ短調》(F100)

 

無伴奏ヴァイオリンの響きを浴びながら、私は祈りを捧げた。先には光があり、彩りがあり、私を待ち受けているのは、特異ながらも美しい世界なのだろう。

 

バッハ、無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調から新たな道を模索する。その企図に一定の意味があったように思います。展示された絵を見ながら、そう感じています。修練、実験の道は続きます。

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ラグビーワールドカップ2019に向けて

ラグビーワールドカップ2019に向けてタウン誌の特集記事を担当しました。アルカスクイーンへのインタビュー、ラグビーの歴史、熊谷ラグビー史、ラグビーモニュメントについて、更にはラグビー場の下に眠る古代の遺跡について。多角的に攻めてみました。かつてのラグビー経験が生きたように思います。

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飛び交ううちわ

うちわ祭りの原点、うちわをいつから配布し始めたのかを紐解く。昨今、紐解く系の仕事が続いている。埼玉新聞にて、私のコメントも不図入り込み、嗚呼、自身の年齢を再認識する。

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2015年7月 1日 (水)

熊谷クラシコ

埼玉新聞で拙筆連載中の熊谷ルネッサンスの新作は、「熊谷クラシコ」。熊谷うちわ祭まで、あと少し。

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明治半ばの時代の交差

朝日新聞での尾高奉納額の記事。この奉納額と、熊谷うちわ祭での山車・屋台巡行の原点となる第弐本町区の山車巡行の歴史が、共に同時代の出来事であることは、実に興味深い。

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ジュノムの漆黒

ワイシャツ脱ぎ捨て、一気呵成に塗る。モーツァルトのジュノム第3楽章の勢いで。

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熊谷空襲研究

熊谷空襲研究、数ヶ月間の結実。戦後70年目の意味を問い掛けてみようと思いました。チーム毎日新聞とチーム朝日新聞とコラボレーションしながら。


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