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2015年1月

2015年1月29日 (木)

葡萄畑の丘に佇む。

裾分けとして、フランス産の葡萄ジュースを頂きました。奥にニーチェ、手前にバタイユの本棚にて。PAUL GIRAUD JUS DE RAISIN GAZEIFIEという著名な名品だと知る。程よく甘いスパークリングで、とても美味しかったです。


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マスターブレンド

ウイスキー。琥珀色のマスターブレンドを目指して。

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春の声を

小品2作を出品予定。キャンバスに春の声を奏でる。時期としては「新印象派」展と共に。


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2015年1月26日 (月)

沈黙の中にある温かなもの

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手前が母親で、奥が娘。人間であれば、仲が良いにしろ、悪いにしろ、何気ない語らいや一言二言の語り掛けをするだろう。ここにいる2匹の猫は互いに身を寄せたり、舐め合ったりしている。語らうことはない。そこには沈黙が広がっている。私達人間にはコミュニケーションが必要だと悟られることがあるが、私達は語りすぎているのではないか。喋りすぎているのではないか。沈黙の中にある本当の温かみや優しさを猫は教えてくれる。





北欧神話の世界

2月、上野の東京都美術館で開催される一期会春季展に向けて今週中にF10号の油彩を2枚描き上げなくてはならない。原稿の締め切りも重なっている。しかしながら、そんな時こそ、他のことに目が向かってしまう。今の私にとって、それはキェルケゴールだ。現代思想の特集を通読しながら、巻末にて、尾崎和彦先生が翻訳したアクセル・オルリックの『北欧神話の世界』が刊行紹介されていることを見つけた。この著作は私が在学中に刊行されたものだが、懐かしさを感じ、再び紐解こうとするも、絵描きの精霊がそれをやめさせようと、冷たい息を吹きかけるのだった。

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ドイツで考えたこと

大井正先生の思索紀行論集。この中には、その頃、ドイツのテュービンゲン大学に留学していた尾崎和彦先生の名前も見ることができる。大井先生は、その当時、テュービンゲン大学教授のオットー・フリードリッヒ・ボルノーに師事していた。ボルノーは倫理学や教育哲学者として知られているが、若い時にはマールブルクやフライブルクで、マルティン・ハイデガーのもとで学んでいる。ハイデガーからボルノーへ。ボルノーから大井正へ。そして、私が師事した尾崎和彦へ。この系譜は私にとって偶然であるが、ハイデガーの玄孫弟子と思うと不思議な感覚になる。遠い時空を超えて。

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失われた時を求めて

熊谷ルネッサンス。マルセル・プルースト『失われた時を求めて』と五家宝と熊谷宿と中山道という名のロマンチック街道。

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Con Te Partirò

私は音楽を批評することはあっても、自ら歌うことも演奏することも苦手だ。「Con Te Partirò」を知った十数年前から、自らの祝宴があるとしたら、この曲を耳にしたいと考えていた。誰も歌ってくれなかったとしたら、自分で歌おうとさえ思っていた。「Time To Say Goodbye」という英語名を目にすると、一瞬、別れの曲なのではないかと考えてしまう。しかしこれはCon Te Partirò「君と旅立とう」と前向きに語り、船出を祝福してくれる陸地の多くの人々に「さようなら」を告げて感謝を伝えるという曲なのだ。

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「礼拝堂の夜」と「エフェソ人への手紙」


僕の好きな画家、ホイッスラーの特集を見ながら。シンフォニーやノクターンという題名の絵を描いた。僕が好きな理由が分かるでしょう。今日は出展中の作品と顔を合わせてきました。今回のテーマは共に、聖なる印象。「礼拝堂の夜」と「エフェソ人への手紙」。




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2015年1月25日 (日)

書き足りないという情熱

夜中の作業は、ベートーヴェンの交響曲第1番と共に。ベートーヴェンが30歳頃の作品。モーツァルトの影響も感じられるが、この曲はまさに若き天才から発せられた咆哮なのだと思う。それも、聴衆の心理を明確に意識した恰も心理学者のようなカラヤンの指揮も奇を衒わず、それ故に20世紀のスタンダードたり得たのだと思う。私はこの曲の第4楽章が取り分けて好きだ。第4楽章ではまだまだ書き足りないんだ。早く次の山脈に向かいたいんだ。そんなベートーヴェンの声を聴く。ベートーヴェンの音楽に含まれる絶望から歓喜へという思想は、奇数番号の交響曲を中心に第4楽章の推進力に委ねられている。まだまだ書き足りないんだ。そこに歓喜の実体があるようにも思う。完成させないことが歓喜だ。完成したら幕が下りてしまう。もしやそんな抗い方もあるのではないか。宇多田ヒカルの「光」にもそのような歌詞がある。そんなことを考えながら、再び机に向かう。


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オファーを待つ

先日、誰もいない大学講堂の教壇に立つ機会があり、今やりたいことの一つは、仕事や研究成果を生かした大学の非常勤講師かなと考えた。兼業申請も可能ながら、無給でもよいので、オファーを待つことにしよう。NIE(Newspaper in Education)の一環として小中学校で講座を担当したりしている記者。実はこちらの方がオファーされる可能性が高いのかも知れない。


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2015年1月14日 (水)

ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲から歓喜院聖天堂へ

ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲の第1楽章は私の精神を研ぎ澄ませる。第3楽章は、自由な空を楽しむための翼を与えてくれる。続く、ブラームスの交響曲第1番。神戸異人館のイタリア館の窓を思い出し、懐かしく感じている。

私は国宝「歓喜院聖天堂」をブラームス交響曲第1番に喩えた。まずは暗闇から始まり、最後になりようやく光明を手にする。共に完成まで20年以上の年月を要した労作に、私を育ててくれた二つの師に、感謝を込めて。

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マッサマン

朝の連続ドラマ小説。
マッサマンカレー。

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散策路


先日、ブラタモリを見ていたら、琵琶湖疏水の周辺をぶらぶら。昨年夏に訪れた場所。学芸員の同業者も登場して解説していた。昨年、坂田医院旧診療所にて同じようなローカル番組の撮影があり、私も解説しながら、寸劇したのを思い出した。寸劇も仕事のひとつ。

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2015年1月 6日 (火)

太宰、四万、ブルー、暖炉。

太宰治が31歳の時に訪れた四万の湯元四萬館へ。
四万ブルー。暖炉。松林と渓谷を前にするカフェ。

 

新潮文庫にて刊行されている太宰治『きりぎりす』。その中に含まれている「風の便り」。これは井伏鱒二と共に四万温泉の湯元四萬館を訪れた太宰が、その旅館を題材にして書いた作品で、文通録のような内容。太宰の文学が特に好きなわけではないが、太宰独特の雰囲気は好きだ。


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探究の場

自宅の研究室は、数多の図録、ニーチェ全集や小林秀雄全集、バタイユ著作集などを配置換えし、新たな布陣で新年を迎えることにした。ガリレオ温度計とコーヒーの木と共に。

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2015


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本年も宜しくお願い申し上げます。
2015年に向けて、2014年を回顧。

仕事と私事を絡ませながら表立った部分を中心にメモと写真で記してみようと思います。

勤労者文化展にて労働福祉協議会賞を受賞。個展開催と新聞掲載。荻野吟子についての解説が読売新聞の全国版に掲載。上村隆一氏の著作に対する批評が文芸誌「北冬」に掲載。恋するフォーチュンクッキー熊谷市バージョンにて踊る。国登録有形文化財「坂田医院旧診療所」の解説者としてテレビ埼玉のモダン建物番組に出演。自治労さいたまのヒューマンネットワークにて紹介。埼玉新聞の埼玉博士にて「熊谷うちわ祭」の監修を担当。自身5作目の著作となる『ゴルトベルク変奏曲から始まるカイエあるいは神秘の防壁を目指す巡礼の旅』を刊行。埼玉県文化財保護協会の機関紙にて文化財レスキューとユネスコ未来遺産について執筆。埼玉新聞にて熊谷の歴史文化を再発見する連載「熊谷ルネッサンス」の執筆担当者になり、これまで「歓喜院聖天堂」、「星溪園」、「片倉シルク記念館」、「熊谷染」について掲載。下野新聞にて「星溪園」について解説。担当外ながら出土ビン展について埼玉新聞と毎日新聞にて紹介。市報の文化財連載記事を継続中。国立新美術館での一期展に出品。そして、結婚し、新たなライフスタイルへ。限られた時間の中で、どのような歩き方で、どのくらいのスピードで、前へ進むか。新たな年も、地道に歩み続けていけたらと思います。日々を大切に紡いでいきます。多くの方々への感謝を込めて。






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