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2013年7月

2013年7月29日 (月)

Helsinki

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私の新たなるアナザースカイ、ヘルシンキ。


2013年7月14日 (日)

はじまりのとき

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―大平明日香記者のストーリー



 福島県双葉町。原発事故によって全町民が避難生活を強いられ、町役場ごと埼玉県加須市に移転した。旧騎西高校は避難所となり、多くの住民の住居となった。しかしその避難所も閉鎖の方針が出された。

 残念なことに、このポスト東日本大震災の事態に対しての関心が薄れていることは確かだ。やがて記憶も薄れていくのだろう。時間の経過は記憶の忘却をもたらす。その繰り返しが人間の適応機制となっている面もある。しかし、避難所に住む人々、閉鎖後の生活を問い続けていかなければならない人々にとって、そんな関心や記憶の薄れということはない。まさに直面する人生そのものなのだ。流浪の民。これはギリシア神話や聖書の中でも登場する。その多くは神や聖性による救済によって助けられ、安住の地へと導かれるという文脈を辿る。ところが、この記事に示された人々を導く神も聖性もない。町民の多くは自らの判断で新たな生活を始めたという。福島へ戻る人もい
れば、埼玉に残り新たな生活を始めた人もいる。避難所に残る最後の町民たち。彼らは再び双葉町に戻れないことを感じている。神話や聖書にも描かれなかった救済のない流浪の旅。この事態が我々の住む日本で起きていることを忘れてはならない。

 私はこの記事を読んで、積み重ねることの意義を感じた。彼女は何度も避難所に足を運び、そこにいる人々の心の叫びを真摯に受け止め、記事として纏めた。震災後、私は彼らのために何らかのことを積み重ねてきたのだろうか。殆ど関わりを持たなかった私がその問いに答えることはできない。全国に向けたこのルポルタージュが、避難所の閉鎖を前に戸惑う人々に対しての希望となることを願っている。少なからず、私は彼らのことを忘れない。それこそが私が彼らと再び向き合う「はじまりのとき」なのだと思う。是非、本日の毎日新聞を手にとって読んでみることにしよう。あなたにとっての、はじまりのときになりますように。


2013年7月 4日 (木)

意志と表象としての世界にラピスラズリの光を与えよ



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この度、詩集を刊行しました。
ロゴスとトポス、
ミネルヴァとプロセルピナ、
青とオルフェ、に引き続き、
『意志と表象としての世界にラピスラズリの光を与えよ』
...
後程、アマゾンにて販売予定ですが、
ぜひぜひ謹呈しますので、お声掛けください。
表紙カバーは、私が描いた「リルケの詩 ニーチェの春」です。


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